先日、生成系AI検定に合格しましたが、あまりにも役に立たなさそう感がひどいので、AIのテストとしてG検定で有名な日本ディープラーニング協会が主催する、Generative AI Testを受けてみようと思います。
2024#1の受験申込受付中(4月1日~6月4日23:59)
公式ページ右上から申し込みが可能です。
「Generative AI Test」とは?
「Generative AI Test」は、生成型AIの技術を理解し、実際に応用する能力を測定するための試験です。このテストは、AI技術者、研究者、学生など、生成型AIに関心を持つ幅広い層を対象としており、実践的なスキルと理論知識の両方を評価します。
主催者であるJDLAは、日本国内でAI技術の教育および普及を推進する主要な組織の一つです。
G検定の受験料は、13,200円ですが、Generative AI Testの受験料は、2,200円とお得感さえ感じます。
日本ディープラーニング協会とは?
日本ディープラーニング協会(Japan Deep Learning Association:JDLA)は、人工知能(特にディープラーニング)の研究、教育、普及を目的とした非営利団体です。
この協会は、2017年に設立され、AI技術の発展とそれに伴う社会的な影響を支えるため、業界や学界、そして政府機関との連携を図っており、技術者のスキル向上を目指し、産業界とアカデミアの架け橋となる役割を果たしています。
「Generative AI Test」の実績は?
「Generative AI Test」は、2023年に第一回が実施されており、2024年6月に第三回目の試験が実施されます。
試験の受験者数や、合格者数も公開されており、過去の2回で、受験者数は、2,944名、内合格者数は、1,991名となっており、合格率は約67%です。
ちなみに、G検定は、2024年3月に第22回が実施されており、累計受験者数は121,123名、累計合格者数は80,087名になりました。
G検定との違いは?
G検定は生成AIも含めたAI・ディープラーニング全般を広く体系的に学習いただき、AIに関する様々な技術的な手法やビジネス活用のための基礎知識を有しているかどうかを確認する試験となっています。一方で、Generative AI Testは生成AIに特化しており、急速に発展を続ける生成AIの動向をタイムリーに理解し、新たな活用へ向けた行動を促すことを目指したミニテストとなっています。
「Generative AI Test」の今後の予定は?
前述のとおり、すでに2回実施されており、第三回は、2024年6月8日(土)に実施されます。なお、テストは自宅等のPCを使用して受験することができます。
2023年に6月と12月の2回実施されているので、おそらく2024年も、6月と12月に実施されるものと予想されます。
「Generative AI Test」のテスト内容
「Generative AI Test」は、生成AIに何ができるのか?、その背景となるロジック、生成AIの利用において気を付けるべきことを理解しているかが問われます。
このような知識を得ることで、 企業の生成AI活用の旗手となるためのリテラシーを身に着けることができます。
出題範囲
「Generative AI Test 2024#1」の出題範囲は以下のように定義されています。
- 生成AIの技術
- 生成AIの利活用
- 生成AIのリスク
利用者観点のみでなく、技術的な背景も把握することが求められています。
「Generative AI Test」の学習方法
基本的な学習方法として、公式のテキスト、問題集はありませんが、いくつかの参考書籍が公式ホームページで紹介されています。
これらの書籍やネットの情報をうまく活用して網羅的に学習する必要がありそうです。
次回以降、出題範囲として公開されているシラバスのキーワードごとに学習を進めていこうと思います。
「Generative AI Test」まとめ
Generative AI Testは、AIの知識を問う初歩的な資格であるG検定と同じJDALが主催おり、信頼度は個人的には高いです。
また、受験料も比較的安いので気軽に受けれるのも良いと思います。一方で、Generative AI Test単体ではなく、G検定とセットで取得することで、AI全般の知識を確認できるので、両方受験することをお勧めします。
6月の試験日まで、学習を頑張っていきましょう!