企業年金
企業年金とは、公的年金に上乗せして給付される年金制度で、下記のものがあります。
確定給付型・・・加入期間などに応じて将来の給付額が決まる年金。
確定拠出型・・・拠出（支払う）掛け金が決まっており、給付額が運用実績により変動する年金。
確定給付企業年金（Defined benefit corporate pension：DB制度）
企業と信託会社・生命保険会社等が契約を結び、年金資金を運用・管理を委託する「規約型企業年金」と、企業が別人格の基金を設立し、基金により年金資金を運用・管理する「基金型企業年金」がある。
確定拠出年金（Defined contribution pension：DC制度）
企業型の確定拠出年金は、掛け金の全額を企業が拠出することになります。ただし、企業の拠出分を超えない範囲で、個人が上乗せして拠出することもできます（マッチング拠出）。マッチング拠出した掛け金は小規模企業共済等掛金控除として所得控除することが可能です。
個人年金
確定拠出年金 個人型年金
第1号被保険者および60歳未満の第2号被保険者、第3号被保険者、企業型確定拠出年金加入者、公務員等が加入できます。掛け金の上限は、国民年金基金とあわせて68,000円、第2号被保険者は23,000円となります。なお、掛け金は全額、企業型確定拠出年金と同様に、小規模企業共済等掛け金控除として所得控除可能です。
