現在、カラーE inkタブレットのBoox Nova Air Cが好調な様子のOnyx Booxですが、私は現在Boox Leafを使っています。
使い続けるほどに、向きと不向きな領域が分かってきました。私の理解の範囲で使い方を整理してみました。
Onyx Booxとは?
Onyx International社という企業の一つの製品ブランドで、E inkのタブレットをリリースしています。画面サイズは6インチから13インチまでと広くラインナップしており、ニーズに合ったサイズを見つけることができます。
またBooxはAndroidを搭載しており、Google Playからアプリをダウンロードして使用することができます。このため、Amazon Kindleだけでなく、楽天Koboやhontoなど電子書籍サービスを問わず、1台の端末で利用できる点が、他の電子書籍リーダーよりも優れているところです。
E inkリーダーの何がいいの?
さて、BooxはE inkリーダーのリーディングカンパニーですが、E inkリーダーの何がいいのでしょうか?
私が思うE inkリーダーの良いところは、目に優しいことと、電池の持ちが良いことかと思います。
E inkディスプレイは、通常のスマホやパソコン、タブレットのディスプレイのようにバックライトを不要としています。そのおかげで目への刺激が少なく、目に優しいと言われています。
実際、私も使っていて、通常のタブレットだと1時間ほど画面を見続けていると目の奥に違和感を感じるようになるのですが、E inkリーダーだと2,3時間でも平気でした。
もう一つのメリットは、電池持ちです。E inkディスプレイでは、画面の書き換えの際にしか電力を消費しないとのことで、使用状況にもよりますが、1週間近くは充電せずに使用できたりします。
このおかげで電池容量を小さくでき、端末自体の軽量化にも貢献しているように思います。
とはいえ、いいとこばかりではないのも事実です。
以下のような不得手なこともあるので理解して使用する必要があります。
Onyx Booxのラインナップ
Onyx Booxは前述の通り、多様な画面サイズの端末をリリースしています。また、7.8インチのモデルではカラーE inkディスプレイを使った端末も出しています。
年に1回ほどの頻度で端末をリニューアルしている状況で買い時が難しいですが、ファームウェアのアップデートもしっかりとされている印象で長く使えると思います。
Boox Leaf(7インチ 白黒 約3.5万円)
Leafは7インチサイズで、日本向けでは最小のサイズとなります。画面は白黒のみですが、軽量コンパクトで電子書籍リーダーとしては一番使い勝手が良いかと思います。
Boox Nova Air(7.8インチ 白黒 約4.7万円)
Nova Airは7.8インチの白黒モデルです。Leafより少し大きな画面となっており、マンガやTwitterの閲覧などにはいいサイズ感だと思います。
Boox Nova Air C(7.8インチ カラー 約6万円)
Nova Air CはNova AirのディスプレイをカラーE inkディスプレイに置き換えたものです。カラーディスプレイのおかげで、Web閲覧などもある程度見れるようになり、用途が広がります。
Boox Note Air2(10.3インチ 白黒 約7万円)
10.3インチとなりかなり大きいものとなります。白黒ですがPDFを見る際に使いやすい大きさで、論文をたくさん読む必要があるような人にニーズがあるようです。普段使いとして読書メインでの使用には大きく重たく向いていないと思います。
Boox Note5(10.3インチ 白黒 約8万円)
Note Air2と同じディスプレイサイズです。価格も少し高く設定されており、Boox Note Air2を選べばよいと思います。
Boox Max Lumi2(13.3インチ 白黒 約12万円)
かなり大きなもので手持ちを想定していないと思います。PCと繋いでサブディスプレイとして使用したり大きな画面でお絵描きしたりといった用途かと思います。
Boox端末の今後の進化が楽しみです
私は今までBoox端末をNova2、Nova 3 Color, Leaf, Note Proと使ってきました。一度はiPad miniを使ったりもしましたが、結局Boox端末に戻ってきています。
一度E inkディスプレイを体験してみると少し病みつきになってしまうかもしれません。
ぜひ、お試しいただければと思います。
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