Boox Nova3 Colorレビュー記事まとめ

デジタル小物

Boox Nova3 Colorが3月7日に発表され同時発売されました。

少しだけ悩んだ挙句、購入はしたのですが、やはり気になる物で、いろいろ事前レビュー記事を見回っているのでまとめてみました。リリース動画だけを掲示しているサイトや、すでに既知の情報は除いて、すでに端末をお持ちの人たちの実機(あるいはテスト機)によるレビュー記事を集めてみました。

TRADE GLOBALさん

香港の販売店のようですが、Nova3 Colorのレビュー動画を多数アップされています。カラー液晶の見え方やレスポンスなどを確認するには最適なYoutubeの再生リストを作成してくれています。

再生リストには電子書籍アプリであるKindle、Readmooでの使用感、Youtubeや動画新聞での動画再生(アニメ、実写)を撮影してくれています。

GIZMODEさん

GIZMODEさんが詳細なレビューと比較を掲載してくれています。課題が多く、この価格であれば、iPad MiniやreMarkable2をお勧めされていました。

記事内では同じE-inkディスプレイを備えるPocketBook InkPad 3との発色比較をされています。PocketBookのほうが発色が良く見えます。これはNova3 Colorではスタイラス対応のため、層が追加されているためとされています(PocketBookはスタイラスに非対応)。

また、電子ノートとしてreMarkable2との比較にも言及しており、reMarkable2ほど電子ノートとして洗練されていない(ファイル管理、同期、U/Iなど)とはしつつも、近しいレベルにあると評価されています。

さらにYoutubeでアニメ映画を再生している動画も公開されています。ここでは、動画やアクションゲームなど動きの速いものには適さないと指摘されています。

カラーE-inkディスプレイの色再現性を低下させないため、Nova3 Colorでは白色系フロントライトしか使用できず、暖色系フロントライトの使用ができない点や、カラーフィルターの影響で白黒表示であっても画面が暗くなりフロントライトOffでは暗くて読みづらいとの指摘もありました。

また記事内のSpec表記において、Boox Nova3 ColorのCPUはSnapdragon 636 octa-core processorであると書かれています。

The Boox Nova 3 Color Proves Color E Ink Screens Aren't Ready for Tablets Yet
An Android 10 tablet that trades LCD and OLED for E Ink’s second generation color e-paper displays.

寧心舍積塵さん

Youtubeで開封動画を公開されています。

Tech Spurtさん

Boox Nova3 Colorを数日間使ってのレビュー動画です。Nova3 Colorの外観やシステム仕様も含め全体的に説明してくれています。また向いてないもののカーレースゲームや動画などを再生しているシーンもあり、ゴーストの残り具合や、写真がどのように表示されるかのイメージがつかみやすいレビューとなっており参考になりました。

MobileTechReviewさん

前半でiPadとのカラーコミックの見え方の違いなどを紹介してくれています。発色度合いのイメージが付きやすいかと思います。またWebでの動画視聴などもしており、どのように見えるのかイメージしやすいです。また、ノート機能について多くを語ってくれています。

GoodEReaderさん

記事内において3つの動画を掲載されています。1つ目は、公式発表の動画ですが、2つ目がオリジナルの開封レビュー、3つ目は機能を網羅的に紹介してくれており、一見の価値はあるかと思います。

Onyx Boox Nova 3 Color e-reader and e-note Review
The Onyx Boox Nova 3 Color is the latest generation e-reader and e-note that utilizes the E INK Kaleido Plus color filte...

Onyx Boox公式Twitter

日本の公式さんにもサンプルが届いたようで、積極的に比較画像をアップしてくれています。

レビュー記事まとめ

いろいろレビュー記事を読んでみたところ、それぞれ良い点、悪い点として書かれていることをまとめをしてみます。GIZMODEさんの記事が一番詳細にレビューされていました。

スタイラスを(別売りのカバーを買わないと)収納できない。
発色が同ディスプレイ使用機より鈍い(スタイラス対応の層があるため)。
白黒ディスプレイより暗くなる。
フロントライトが白色系しか使用できない(暖色系が使えない)。
値段の割に用途が限定的である。

スタイラスに対応しており電子メモとして使用することができる。
高速なCPUを搭載しておりAndroid10が使用できる。

個人的には、マンガはカラーで良く見れる。アニメ動画は残像さえ気にしなければ見れる。実写動画は見れなくはないけど気になる。という印象を受けました。E-Inkに動画を求めるのも間違っている気がするので十分だとは思いますが、できそうになると欲してしまう欲深さ。。。

あと、地味な点ではある物、暖色系フロントライトが使えないというのは盲点でした。夜間や車内など暗いところで良く読書する人にとってはマイナス点かも知れません。

E-ink端末をタブレット端末と同じような用途を想定すること自体が間違っていますね。「タブレットの代わりが欲しいんじゃない。E-ink端末が欲しいんだ」という人にしかお勧めできない端末であることは、カラー化されても依然として揺るがない点だと思います。

いずれにせよ、もう発注はしているので、あとは届いてから、どう使うかは考えていきたいと思います!


BOOX Nova3 Color 7.8 ePaper Color Ink

3月18日以降、端末を入手された方がいろいろレビューを掲載されています。その一部をリンクします。

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