先日の記事で生成系AI検定を受けますと言いました。
結論から申し上げますと、受験し合格いたしました!
この記事では、勉強の進め方や、受験の様子、合格までの道のりをお伝えいたします。
生成系AI検定とは?
生成系AI検定は、第一回の検定時にはプロンプトエンジニアリング検定と言っていたもので、第二回の今回から生成系AI検定を名乗っている検定です。詳しくは上記の記事をご覧ください。
生成系AI検定の勉強方法
私は、2020年にG検定を取って以来、AIを作ることはおろか、使うこともあまりないような状況でした。さて、生成系AI検定を受けるにあたって、どのようにお勉強しようか、、、
とりあえず、生成系AI検定の公式サイトに公式テキストと問題集がAmazonにあると記載があったのでそちらを読んでみるところから始めました。
プロンプトエンジニアリング検定公式テキスト
AmazonのKindle Unlimitedで読み放題の対象となります。
私は、無料トライアルに申し込んで、その期間中に読み終えました。
正直な感想としては、「無料で良かった。。。」でした。お金払ってこのテキスト買ってたら、放り投げてたかもしれません。関連しそうな用語の説明をネット記事から引っ張ってきたような印象すら受ける読み物でした。お勉強した―って感じではなかったですね。(個人の感想です)
プロンプトエンジニアリング検定公式問題集
同じくAmazonのKindle Unlimitedで読み放題の対象となります。
私は、無料トライアルに申し込んで、その期間中に読み終えました。
正直な感想としては、「無料で良かった。。。」でした。お金払ってこの問題集買ってたら、放り投げてたかもしれません。また、前述のテキストの内容と、問題集で出てくる問題の範囲が合致しておらず、そんな話はテキストには出てこなかったぞ?みたいな問題も多いです。さらに、日本語の表現力も怪しく、私の読解力では、複数の選択肢が該当したり、どの選択肢も該当しないような微妙に違和感のある表現を使ってきます。(個人の感想です)
逆にその微妙な言い回しを理解するためにも、公式問題集はやっといた方がいいんじゃないかなぁと思ったりしたぐらいです。
その他のお勉強
前述の記事で、この生成系AI検定について調べた内容に加えて、公式テキスト、問題集の状態がこんな感じだったので、やる気がみるみる減退していってしまいました。。
なので、本当に上記の2冊だけを用いました。テキストは1巡、問題集は2巡読みました。大体、2,3日2,3時間程度でした。
生成系AI検定の試験までの流れ
生成系AI検定の受験までの流れは以下のようになります。
受験申込
公式Webサイトから申し込みを行います。検定料の7,000円はPayPalを使用してクレジットカードで支払いました。
申込直後は、PayPalからの領収書しか届かず、本当に申込できたのか不安になったりします。
受験票がメールで届く
受験の約一週間前に、メールで受験会場の案内と受験票が届きました。
受験票には試験会場、試験日時、持参物と、当日の連絡先が記載されていました。
このタイミングで初めて受験会場がどこか判明しました。
試験当日、試験会場に赴く
生成系AI検定はオンラインでの受験はありません。試験会場での現地受験のみです。
受験票に書かれている会場に少し早めに到着します。持ち物は受験票に記載の筆記用具、受験票(スマホにPDFをダウンロード)、身分証明書としての運転免許証を持っていきました。
試験会場は、雑居ビルの一室。ちょっとした詐欺の講習会でも開かれそうな雰囲気です。。
試験会場には試験監督さんが1名。入室して任意の席に着席し、試験時間を待ちます。
その間、本人確認や受験票の確認すらありませんでした。。
ちなみに、受験者数は片手で足りる人数でした。
試験を受ける
試験の開始時間になりました。問題用紙(冊子状で6ページくらい)とマーキング式の解答用紙に回答をマークしていきます。
問題の内容は公式テキストでも公式問題集でも見たことのないようなキーワードが並びます。これはヤバい、、、と思いました。思っていたよりも、テクニックというより技術的な問題ばかりでした。
試験時間は1時間半ほどありますが、開始から45分くらいで全問解き終わりました。解き終われば自由に退出できます。
検定の結果がメールで届く
試験から1週間後、メールで受験結果が届きました。合格証書のPDFが添付されてきます。第何回や試験日も入っておらず、会社印とか代表者名とかもない、なんともありがたみもない合格証書でした。(さすがに受験者氏名は入っていましたが、掲載に当たり切り抜きました。。)
生成系AI検定は受けなくてもいいと思いますよ
以上が、生成系AI検定を受けてみて合格するまでの流れでした。
生成系AIが実用的になってきて、書籍のみでなく、このような検定もたくさん出てきそうです。
このようなバズワードを使って上手にビジネスができる人たちがうらやましいです。。
次は、JDLA主催のGenerative AI Testをターゲットに勉強していきたいと思います!