グランピアンからヴァルテントに乗り換え?

アウトドア

今年の1月に発売されたハイランダーのグランピアンを購入し、シェルターに覆われたリビングでのキャンプ生活を始めています。

発売日に購入したハイランダーのグランピアンですが、実は本命ではなかったのです。

この冬シーズンに本命で狙っていたのは、新興メーカーであるRatel Works(ラーテルワークス)のWal(ヴァル)テントだったのです。10月頃に不具合が発覚し12月頃再販ということで待っていたのですが、再販の気配どころかSNSでの情報発信も停滞し、動きが全く見えなくなってしまいました。そんな折、ポッと出てきたのがハイランダーのグランピアンで、ついポチっと行ってしまったわけです。

さて、そんな経緯でうちに来たグランピアンですが、不満な点が2つ。1つ目は一人で設営できない点、2つ目は三角形状のため壁が斜めになっておりデッドスペースが多い点でした。

そして、いよいよ、ラーテルワークスが動き出しました。Walテントの再販がSNSで発表れたのです。グランピアンの課題は本命のWalテントでは解消できそうで、再販に向けていろいろ比較をしてみましたので共有いたします。

グランピアンとヴァルテントSPEC比較

わかる範囲でグランピアンとヴァルテントの仕様を比較してみます。サイズ感としては、全体的にヴァルテントのほうがグランピアンより小さくなっています。生地の素材はグランピアンは75Dのところ、ヴァルテントは2倍の150Dを使用しています。それに伴い重量も増えていますが、耐水圧も高くなり強度も増していると考えられます。

グランピアンヴァルテント
サイズ約W650×H250×D330cm約W510×H228×D300cm
収納サイズ約W67×H35×D35cm不明
重量約14.2Kg約21Kg
素材75Dポリエステル150Dポリエステル
耐水圧1500㎜2000㎜
インナーテント付属無し付属
グランドシート付属無し付属

グランピアンとヴァルテントサイズ比較

仕様上でのサイズ比較では、全体的にヴァルテントのほうが小さく狭いように感じます。ただ、グランピアンは三角形状で壁際のデッドスペースがある一方、ヴァルテントは垂直に切り立った壁になっておりデッドスペースなく効率よく室内を使えそうです。

それぞれの角度からサイズ感を比較してみたいと思います。なお、ヴァルテントのサイドポールの高さが公開されていないため、130cmくらいを想定して描いています。

正面からの比較

正面(短辺側)から見たサイズ感を比較してみました。緑の線がグランピアン、青の線がヴァルテントです。グランピアンは中央部はだいぶ高さがあるので180cmの私もかがむことなく移動できます。一方、グランピアンは最前部の高さは165cmなので、少しかがむ必要がありそうです。

椅子やテーブルを入れた感じとしては、グランピアンは壁が斜めになっており、端のほうには座れないため、結局の配置としてはグランピアンもヴァルテントも変わらなさそうです。

ただ、ヴァルテントは前方(四角い方)に向かって傾斜しているので、出入り口付近ではかがむ必要があります。

側面からの比較

側面から比較してみます。グランピアンの中にヴァルテントがすっぽりと収まるサイズ感です。前方(四角い方、下図では右側)に向かって低くなっていきます。大体半分くらいの位置(オレンジのテーブル左端)あたりで180cm程度の高さとなりそうです(実際は多少たるんでもっと低くなるのでしょうが)。

このように比較してみると、一回り小さくなったように思われます。居住スペースでいうとある程度の高さが必要なので、グランピアンとヴァルテントではそんなに変わらないかもしれませんが、高さがなくても荷物置き場にはなるので、その分、ブランピアンのほうが広く使えるようにも思えます。

上からの比較

最後に上から見たサイズを比較します。底面積だけでいうと、図の通りグランピアンのほうが一回り、二回りほど大きいです。グランピアンは端に行くほど高さが低くなるので、この図より実際に動き回れるスペースは狭いと考えた方がよいかと思います(物置スペースとしては使えます)。

一方でヴァルテントはほぼ垂直に切り立った壁となっているので青い線の中は160cm程度の高さが確保できています。身長180cmの私では少し低さを感じることもあるかもしれませんが、少しかがめば十分活用できる範囲だと思います。

インナーテント(それぞれ点線)はハイランダーのインナーテント(別売りのポリコットンインナーテント)よりも大きく高さもあるので、より快適にはなるかもしません。インナーテントの素材は両方ともポリコットンなので、通気性などは同程度かと思いますが、生地の厚さなどは異なるかもしれません。これは現物を見てみないとわからないですね。

グランピアンとヴァルテント設営・撤収比較

まだヴァルテントを持っていないので、何とも言えないですが、設営動画とかを見る限りでは、以下のことが言えそうです。

グランピアンは一人での設営は難しいです。我が家では2人体制で設営しています。というのも、二股のポールが重たく、片手での扱いが難しいからです。一人がテント内でポールを扱い、もう一人がテント外から幕を引っ張る感じで設営しています。3回ほどの利用で慣れてはきたものの、設営、撤収ともに、40分くらいかかっています。

一方、ヴァルテントは、動画を見る限り、一人で設営ができそうです。使用するポールも通常のポールで、そこまで重くなさそう。ワンポールテントに近い感じで設営できそうです。慣れると20分くらいで設営できると謳っています。20分でできるかどうかは置いておいて、一人でも設営できる点は私にとって大きなアドバンテージです。

ヴァルテントへ乗り換えの決め手

ヴァルテントに乗り換えの決め手は、もともとこれを狙っていたということ。あとはグランピアンは一人での設営・撤収ができず時間もかかる。また、三角の形状なため、端に行くほど天井が低くなり、センター部以外では移動しにくい点などが、グランピアンの地味な不満点。

これらを解消してくれそうなテントとしてヴァルテントに期待しています。

ヴァルテントの懸念点は、新興メーカーであり、品質やサポート面。10月の品質問題の際には、非常に良い対応がなされたようですので、サポート面には期待しています。あとは品質とそもそも買えるのか?という点でしょうか。

ラーテルワークスのヴァルテントは3月19日(金) 12:30から各種オンラインショップで再販開始です。(私も争奪戦(?)参加します!)

19日12時半ちょうどに楽天でカートに一瞬入るも買えず。Yahooで見て、同じくカートには入ったものの買えず。。。でした。

コメント

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