BooxのE-inkデバイスをいろいろ使ってきていて、電子ペーパータブレット自体は気に入っているものの、なかなかベストの端末に落ち着けていません。そんななか、中国のBigmeから新たな7インチ電子ペーパータブレットが発売されたそうで(日本発売はまだない)気になったので調べてみました。
Bigme B751のスペック
Bigme B751のスペックを他のBoox端末と比較してみます。
まずは、Bigme B751のスペックを確認します。Bigmeの製品は重さが明記されていないことが多い感じですかね。このB751も重量が記載されている情報は見つけられませんでした。
2024年2月更新:結局購入したので、重量の実測値を追記ました。
Bigme B751 | |
価格 | 不明(Aliexpress で43,261円) |
サイズ | 155.7×136.2×7 mm |
画面サイズ | 7インチ |
重量 | 215g(実測値) |
OS | Android 11 |
解像度 | 1264 ×1680 (300dpi 白黒) |
CPU | 8コア2.3GHz |
メモリ | 4GB |
ROM | 64GB |
バッテリー | 3000mAh |
Boox Tab mini Cと比較してみます。サイズ的にはB751は物理ボタンが画面横に配置されているため、画面サイズの割に横幅はほぼ同じ、高さは4センチほど低く、厚さは1㎜ほど薄くなっていそうです。
画面以外のスペックでは、CPUクロック、メモリは同じで、バッテリ容量が異なり、Boox Tab mini Cのほうが大容量となっています。
Boox Tab mini C | |
価格 | ¥69,800 |
サイズ | 194×136.5×8.3 mm |
画面サイズ | 7.8インチ Eink Kaleido3 Screen (4096色) |
重量 | 308g |
OS | Android 11 |
解像度 | 702×936 (150dpi カラー) 1404 ×1872 (300dpi 白黒) |
CPU | クアルコム8コア |
メモリ | 4GB LPDDR4Xメモリ |
ROM | 64GB UFS2.1 |
バッテリー | 5000mAh |
その他の小型のBoox端末とも比較してみます。一番経常的に似ていて、直接的な競合端末はBoox Pageではないかと思います。
Boox Pageよりは、メモリ、HDD、画面サイズにおいてB751のほうが優れているようです。サイズは、縦横ともにPageよりB751のほうが1㎜ほど小さいですが厚さはBoox Pageのほうが1mm薄くなっています。この1㎜の厚さの違いがどのように感じられるかは実際に持ってみないとわからないと思います。
Palma | Leaf | Page | |
発売日 | 2023年9月 | 2021年11月 | 2023年7月 |
価格 | \46,800 | ¥32,800 | ¥25,800 |
ディスプレイ | 6.13インチ | 7インチ | 6インチ |
CPU | クアルコム8Core | クアルコム8Core | クアルコム8Core |
メモリ | 6GB | 2GB | 3GB |
ストレージ | 128GB | 32GB | 32GB |
サイズ | 159×80×8㎜ | 165.6×130.8×5.95㎜ | 156 x 137 x 6.0 ㎜ |
重量 | 170g | 170g | 195g |
Bigme B751の魅力
Leafと同じ7インチ画面で、漫画を見るにも十分耐えうる画面サイズを持っており、漫画アプリを動かすために必要なメモリを搭載している。さらにはペン入力にも対応しておりメモ帳、ノートとしても使える可能性もあります。
また、Booxの最近の端末に搭載されているBSR。これは電子ペーパーの画面書き換えを高速化するBoox社の独自技術ですが、Bigme B751にもBigmeの独自技術による高速かつ残像を抑えた画面書き換えを実現しているそうです。
B751の気になるところ
逆に気になる点としては、厚さの7㎜がどんなもんか、、、あと不明な重さ。Leaf並みに軽ければ良いのですが、Tab mini Cほどの重量があると使いにくい気がします。
また、現時点では日本で販売されておらず、怪しげなAliexpress を使うしかないこと、あと技適を多分取られていない点でしょうか。
もう少し情報が出てくるのを見ながら検討していきたいと思います。
(結局買ったので、別記事にてレビューできればと思います。)
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