ふと、今更ながら、小型PCを自作したくなった。できるかどうかわからないけど、検討する過程から記録に残してみる。
ちなみに、筆者は、今まで自作PCの経験はほぼ皆無。むかーし(20年以上も前)にタワー型のPCを組み立ててLinux動かしたりしたことはあるけど、その時の知識はもはや化石。というより忘れている状況なので、全くの初心者です。
なぜ、PCを自作したくなったのか?
今は自宅ではノートPCを使用しています。1台は会社から支給されている普通のノートPC。もう一台はマイクロソフトのSurface。あと古いSony VAIOも。
主な用途は、会社支給のノートPCはお仕事用途。とはいっても、ローカルにデータはなく、会社の据え置きPCにリモートデスクトップで接続するだけ。
Surfaceは個人利用でのメインPC。主な用途は、仕事に使ったり(会社据え置きPCへのリモート接続)、カメラで撮った写真を見たり、ビデオで撮った映像を見たりくらい。
たまーにビデオで撮った映像をスマホで見れるように変換したりもしている。あと、年に一度年賀状の印刷に使っている。
要するにあまりパソコンは使っていなかったりします。ということは、普通に考えると自作PCなんていらないんです。でも、作りたくなっちゃったので、しょうがいない。という状況です。
どんなパソコンを自作したいか?
どんなパソコンを作りたいのかというと、漠然としか決まっていません。
検討の過程で変わっていくと思いますが、今、漠然と決まっていることは、
- 小型のPCがいいので、マザーボードのサイズはMini-ITX
- CPUはIntelのミドルクラス
- GPU(グラフィックボード)も付けたい
- 水冷も試してみたい
- OSはWindowsでいい
- ネットにはWiFiで繋げたい
- キーボード、マウスはBluetooth接続したい
各部品を決めていく中で妥協するポイントも出てくるでしょうが、まずは、これくらいです。
ちなみに、今使っているノートPCが2台ともCPUはIntel i5、メモリは8GBなので、これより強くはしたいなーと思ったりもします。
あと、Surface Pro9を買うとしたら17万円~となるので、本体の(ディスプレイは除く)予算はこれくらいを想定します。
各部品の選定を進めてみる
無謀感は否めませんが、早速部品の選定に取り掛かります。
CPU
CPUは、よくわからんがなんとなくIntelで決めている。そして家のノートがi5なので、なんとなく、これより上げてi7を軸に調べてみる。どうやら第14世代というのが今の世代の様子。にしても、第14世代i7だけでも、インテル公式ページで5つも製品が出てくる。

全部、Intel® Core™ i7 processor 14700だけど、その後ろにTだのKだのFだの付いている。
Tは省電力(かつ性能ダウン)、Kはオーバークロックが可能、FはGPUなしってことで、K>無印>F>Tっていう理解でいいのかしら。
グラフィックボードを付ける予定なので、Fで良い気もしつつ、無印で一旦設定しました。
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K(4/24時点Amazon価格 67,680円)
F(4/24時点Amazon価格 59,280円)
T(4/24時点Amazonに見当たらず)
KF(4/24時点Amazon価格 63,680円)
マザーボード
選択したCPUに対応したマザーボードを選択する必要があるらしい。
選択したCPU、Intel Core i7 14700に対応していて、規格がMini-ITXのマザーボードで探してみる。
14世代Core i7が対応するマザーボードのチップセットは、Z790かB760で、Z790のほうが高性能らしい。
検索してみると、マザーボードのメーカーはMSI, ASUS, GIGABYTE, ASRockあたりが有名なのかな。
各社のホームページで商品検索ができるので、チップセットはZ790かB760、フォームファクタはMini-ITX、WiFi、Bluetooth対応の有無で検索すると、だいたいがZ790版とB760版をそれぞれリリースしている様子。
もはや違いが判らん。。。
何となくの見た目で判断して、ASRockの製品で検討。Z790かB760か、、、とりあえず、良いほうを選択してみる。(4/24時点Amazon価格 40,009円)
グラフィックボード
だんだん、難しくなってきました。。。グラフィックボードです。
いよいよ判らんです。が、古い人間なんで、nVidiaのGeForceって聞きなじみがある。というわけで、GeForceで検討。っていうか高い。。。
GeForceで買えそうなのは、GTX40系でいくと、GTX4060あたり。いったんこれで設定します。同じGPUを搭載していても、ファンが1個のものから3個のものまで存在しているようです。
どうやら効果的に冷やしてやることでGPUのパフォーマンスを引き出しやすくしているらしく、一般的にファン数が多いほうが高性能らしい。知らんけど。
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メモリ
メモリはDDR5を2枚差しで32GBを狙っていこうと思います。マザーボードがDDR5に対応していることと、メモリのスロットが2つあることは確認済み。またマザーボードのメモリスロットの仕様として、「Dual Channel, 最大 7000+ (OC)」とあるので、最大7000Hzでの処理が可能ということと思われる。
ということで、DDR5で早そうなものをAmazonで検索してみてピックアップ。(4/24時点Amazon価格 15,980円)
ストレージ
マザーボードに直接させるSSD(M.2)が一般的らしい。そして容量は1TBは欲しいとのこと。マザーボードの仕様を見ると、1 Hyper M.2 (PCIe Gen4x4)って書いてある。ということで、PCIe Gen4x4もキーワードに追加して、Amazon検索。(4/24時点Amazon価格 11,980円)
次回はケースを調べていきたいと思います。
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