Sonyがノイズキャンセリング機能を持つ完全ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3を発表しました。
7月13日発売予定とのことで、恐らく買うとは思うのですが、気に入ったところ、気になったところを共有しておきます。
なぜWF-1000XM3を買うだろうと思っているか?
夏が来たから
現在、最強のノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンとして名高いWH-1000XM3を使っています。これはこれで気に入っているのですが、これから暑くなる季節、オーバーイヤー型のヘッドホンは耳回りが密閉され汗をかきやすくなります。ヘッドホンが汚れやすくなりますし、不快指数が極めて高くなります。
耳に当たる部分につける下記のようなカバーをつけることで、耳当て部分の不快感は大幅に低減することもできましたが、耳を抑えられることになり若干の痛みが気になります。
mimimamo ヘッドフォンカバー L ミミマモ | ||||
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気に入っているWH-1000XM3と同等の高音質ノイズキャンセリングが実現でき、これからの季節の不快感を低減してくれる可能性のあるイヤホンということでWF-1000XM3に期待をしています。
WH-1000XM3と比較してWF-1000XM3が優れている点
イヤホンタイプである
WF-1000XM3はイヤホンタイプであるため、サイズが全く違います。持ち運びも容易ですし、使わない時にも荷物になりません。また、オーバーイヤー型のように耳を覆うわけではないので、これからの暑い季節でも不快感は大幅に低減できると思います。
価格が(WH-1000XM3と比べると)安い
WH-1000XM3は39,880円(税抜き)であるところ、WF-1000XM3は25,880円(税抜き)で14,000円も安い。ちなみに、WF-1000Xは、19,880円(税抜き)です。
WF-1000Xからの改善点
WH-1000XM3同様の機能を手に入れた
デュアルノイズセンサーテクノロジー採用
本体外側のマイクによるフィードフォワード方式と、本体内側のマイクによるフィードバック方式の併用によりWH-1000XM3同様の高音質ノイズキャンセリング を実現しているとのこと。
DSEE XH(Digital Sound Enhancement Engine)
DSEE XHに対応することで、MP3や音楽配信サービスもハイレゾ相当の高解像度音源に変換する技術に対応したことにより高音質な音楽再生を実現しているとのこと。
クイックアテンションモード対応
クイックアテンションモードを搭載しており、左のボディをタッチすることで一時的に周囲の音を取り込んでくれます。
WF-1000Xユーザからの不満の声に対応した
音楽プレーヤーと左右のイヤホンがそれぞれ個別に接続する方式を採用
WF-1000Xでは、左側のイヤホンのみが音楽プレーヤーと接続し、左側イヤホンから右側イヤホンに信号をリレーしていましたが、WF-1000XM3では左側イヤホン、右側イヤホンが独立して音楽プレーヤーと接続します。これにより、片方しか聞こえないといった問題や、遅延が大きくなる問題が解消するとされています。
Qualcommが同様の仕組み(TWS Plus)を展開しているそうですが、プレーヤー側もTWS Plusに対応している必要がありプレーヤーが限定されています。ですが、このWF-1000XM3で使用している方式はイヤホン側チップのみで完結するため、音楽プレーヤーを選ばないとのことです。
連続再生時間6時間、10分の充電で90分再生可能に
イヤホン単体での連続再生時間はノイズキャンセリングONで6時間です。ケースにはイヤホンを3回充電できるバッテリーが搭載されており、ケースとあわせることで約24時間使用できるとのことです。フル充電には90分かかるが、10分の急速充電で90分の再生が可能とのことです。
3点支持構造を採用し外れにくく遮音性を高く
耳に接する部分に高摩擦のラバーを採用し、耳の3点で支えるようにすることで外れにくくしているとのこと。3点で支えることによりイヤホンの重さが分散されることが期待できるので、イヤホンタイプの長時間使用で耳が痛くなっていた私としては嬉しい機能です。
WF-1000XM3の残念なところ
依然として対応コーデックはSBCとAACのみ
apt-XやLDACへの対応は今回もバッテリーへの影響を考慮して非対応となっています。AACにしか対応していないiPhoneユーザが大多数の市場においては、Androidしか対応しないaptなどのコーデックの優先度は下がってしまうのも仕方ないかもしれません。
防滴仕様ではなくなった
夏場の使用を想定しているので、防滴仕様であれば心強かったのですが。。。まぁ、運動しながらの利用などは想定していないので、通常の使用で壊れるようなことはないとは思いますが少し残念ではあります。
ソニーストアで試して確認してみよう
7月9日から一足先にWF-1000XM3を試せるそうですので、都合をつけて行ってみたいと思っています。
装着感に問題はないか?
イヤホンタイプのWF-1000XM3は装着感が非常に重要だと思います。緩すぎると落ちやすくなりますし、きつ過ぎると長時間使用で耳が痛くなります。長時間の使用は難しいかと思いますが、飛んだり走ったりしても落ちそうになったりしないかくらいは確認しようと思います。
ノイズキャンセリングはWH-1000XM3相当か?
手持ちのWH-1000XM3を持っていって、WF-1000XM3と聴き比べをしてみようと思います。音質の良し悪しは判断しかねるので、雑音がどの程度消えるかの聴き比べをしてみようと思います。
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