仕事の関係でここ1年、2か月に1度の頻度で長距離飛行機に乗る経験をしました。
その経験の中で、持っておくべきアイテムが分かってきたので、ご紹介したと思います。
まずは、必ず持ち込むべきものを紹介します。
ここに記載しているものは、たとえ数時間のフライトであっても、
飛行機に乗るのなら必携のアイテムだと考えます。
・機内の寒さに対応できるもの
ご存じかもしれませんが、飛行機の中は基本的に寒いです。
まちがっても半そでTシャツなんかで乗ってしまったら苦行でしかありません。
以前、中学生くらいの男の子がTシャツで乗り込んできてて、毛布を2,3枚かぶって
震えているのも見かけました。(初めてだったのかな?親も教えてあげればいいのに。。。)
というわけで、私は比較的寒がりなこともあって、下記のダウンジャケットを
必ず持ち込むようにしています。ジャケット類は保安ゾーンを通る際に脱ぐ必要があるので、
セキュリティチェック時にはパッキングした状態で通って、搭乗前にいそいそと着るようにしています。
(飛行機の中は狭いので服を着たりするのは、お隣さんの邪魔になりかねませんし)
パッカブルダウンジャケット
パタゴニア Micro Puff ジャケット(Micro Green)posted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピング
・着座姿勢をサポートするもの
基本的に飛行機の旅は長時間、同じ姿勢で座っている必要があります。
そうするとどうしても、肩が凝ったり、腰が痛くなったり、お尻が痛くなったりします。
私の場合、一番困るのが首、肩にかけての痛みです。
腰やお尻の痛みは座りなおしたり、機内で借りれる枕を腰に当てたりお尻の下に敷いたりしてしのげてますが、首への負担は枕では減らせませんでした。そこで、重たい頭を支えて、首、肩への負担を低減するネックピローの出番です。が、よく見かけるU字型のネックピローではなかなか自分に合うものが見つからず、余計に痛くなったりする有様でした。そんな中で見つけたのが下記のTrtl Pillow(タートルピロー)という製品。こちらもKickStarterで見つけた商品ですが、プラスチック製のサポーターを首に巻き付けることにより頭を支えてくれます。大きめですがあまり厚くもないため鞄の隙間にねじ込むこともできます。これがあると首、肩への負担がだいぶ低減できている気がします。
ネックピロー
ネックピロー 【Trtl Travel Pillow】posted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピング
・騒音をシャットアウトするもの
飛行機の中はエンジンの音や風切り音、乗客の話声などなど、非常に多くの、そして大きな音が常になり続けています。長時間もの間、大きな騒音を聞き続けているのは、耳にも良くないですし、ストレスにもなります。ただでさえ、長時間狭いところに座り続ける高ストレスな状態なので可能な限りリラックスしたいところです。そこで耳栓やイヤホンが役に立ちます。飛行機内でも安っぽいイヤホンをもらえるかと思いますが、機内の映画などのエンターテイメントを見る場合でも、これは使わない方がいいです。これらのイヤホンは遮音性が低く、エンジン音などの騒音をかき消すため映画の音量も大きくしないといけなくなり、気づかない内に大音量で聞くこととなり、耳に大きな負担となるからです。機内で映画や音楽を聴く場合は、遮音性の高いイヤホンを使用するか、おすすめするのは、ノイズキャンセリングのイヤホン、ヘッドホンです。イヤホンかヘッドホンかは好みの問題かと思いますが、私の場合は、イヤホンを長時間使うと耳の中が痒くなったり痛くなったりするので、今はノイズキャンセリングヘッドホンを使っています。エンターテイメントは絶対聞かないという方は、耳栓で十分かと思います。
耳栓
サイレンシア レギュラーサイズ2ペア 携帯用ケース付きposted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピング
ノイズキャンセリングヘッドホン
SONY ソニー WH-1000XM3posted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピング
・光をシャットアウトするもの
飛行機の中にはいろいろな人が乗っています。寝たい人、ずーと起きて映画見てる人、本を読んでる人などなど。さて、寝ようと思っても、お隣さんや斜め前の人などが映画やスマホ、パソコンなどを使っていると、結構まぶしいものです。そこで、アイマスクが役に立ちます。一部の国際線では配られることもあるかと思います。今のところ私の場合はそれで十分かなと思っています。配られないケースもあるでしょうから、安いのでもよいので持っていれば、仮眠したい時などに役立つと思います。寝顔を隠すこともできますし、かさばらないのでお勧めです。
アイマスク
・暇つぶしできるもの
長旅ではいかに時間をつぶすかも重要となるかと思います。本やゲーム機、パソコンなどいろいろ考えられますが、時間つぶしのアイテムとしてお勧めなのは、8インチのタブレットです。スマホほど小さくなく、パソコンほど邪魔にならない。あらかじめダウンロードしておけば、映画も見れる、音楽も聴ける、本も読める、勉強もゲームもできる。これ1つで、いろいろできて時間つぶしにうってつけです。残念なのは、現在、このサイズのタブレットがあまり発売されていないことでしょうか。私は2014年に発売された以下のタブレットを未だに使っています。5年も経って未だに現役で使えているってそれはそれですごいな、神機だな。と思います。飛行機には関係ないですが、防水なので長風呂にも使ってます。ただし、タブレットを暇つぶしアイテムとして持ち込む場合は、充電ケーブルと念のためのモバイルバッテリーも必携です。電池が切れると何の役にも立たなくなりますので、、、最近では、コンセントかUSBのポートが座席についていることが多いと思います。ただ、飛行機の場合、意外とこういった設備が壊れていることもありますので、モバイルバッテリーも念のため持ち込んだ方が良いでしょう。(注:モバイルバッテリーは飛行機の預入荷物には入れられません。いずれにせよ手荷物で持ち込む必要があります)
8インチAndroidタブレット
Sony Xperia Z3 Tablet Compact (SGP611JP/W)posted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピング・上記のものを入れるコンパクトな鞄最後に、上記のアイテムをまとめて持ち込むための小さな鞄です。多くの場合、飛行機内に持ち込める荷物の数は制限されています。大体は2つまで。既定のサイズ内の鞄1つと、”お手回り品”といわれる定義があいまいな荷物1つというケースが多いかと思います。バックパック一つを持ち込むことが多いのですが、上記のアイテムを出し入れするたびに、座席上の棚から鞄を取り出すのも面倒です。かといって座席下に置くと足元が窮屈。そこで、搭乗前にバックパックからアイテムを取り出し、サコッシュに移しておきます。これで大きなバックパックは棚に収納して小さなサコッシュだけ足元に置いておくことになり比較的足元も広く使えます。
サコッシュ
TERG ターグ サコッシュ V1posted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピング
〇飛行機内に持ち込むべきアイテムの持ち込み方
さて、では実際の荷造りから搭乗、降機の流れです。
搭乗前日
荷物の詰め忘れがないかしっかり確認します。海外への渡航ならパスポートをお忘れなく。HuluやNetFlix, Amazon Primeなどのサービスを使用している場合は、見たい動画をタブレットにダウンロードしておきます。Spotifyで音楽をダウンロードしておくのもいいでしょう。そして、モバイルバッテリーをきちんと充電しておきます。
自宅~空港のセキュリティチェック通過まで
基本的にはすべての荷物をバックパックに詰めて移動します。ヘッドホンだけは使いながら移動しています。(ワイヤレス、ノイズキャンセリングの場合はバッテリー残量には注意しましょう)特に寒くなければこの時点では、ダウンジャケットはパッキング状態で鞄の中です。セキュリティチェック時に脱ぐ必要があり手間取ります。
搭乗直前まで
搭乗直前までは、ゆっくりリラックスです。ただ、この先長時間動くことが無くなるので、できるだけ座りっぱなしではなく、ある程度は歩き回った方が良いかとは思います。また、空港までタブレットやヘッドホンなどを使っていた場合は、念のため最後の充電をこの時にやっておきましょう。
搭乗直前
さて、いよいよ搭乗となりそうなタイミング、ファーストクラスやお子様連れの人たちの搭乗案内が始まったころから準備開始です。バックパックから折りたたんでいたダウンジャケットを取り出して着ます。折りたたんでいたサコッシュを取り出し、その中に、上記必須アイテムをサコッシュに移し替えます。持ち込み荷物がサコッシュを含めて3つになる場合は、必須アイテムを詰めたサコッシュを再度鞄の取り出しやすい場所に戻しておきましょう。
搭乗
座席のところまで行ったら、サコッシュを座席において、鞄は座席上の棚にしまいましょう。
離陸から着陸体制に入るまで
必要なものはサコッシュから取り出し、リラックスして過ごしましょう。ネックピローをつけて頭を支え、アイマスクをつけて光を遮り、ヘッドホンをつけて音を遮り、ダウンロードした大好きな音楽を聴きながらリラックスタイムです。
着陸態勢~着陸まで
さて、着陸態勢に入ったら、今度は降機の準備です。忘れ物のないように、出しているもので使わないものはサコッシュに戻しておきます。
着陸~ランディング、停止まで
必要なければダウンジャケットは、着陸、ランディング中に脱いで畳んでおきましょう。
停止してシートベルト着用サインが消えたら
上部の棚から荷物を取り出し座席の上に置きます。サコッシュの中にこの後使うものが無ければ、サコッシュごと鞄の中にまとめて動きやすいよう荷物をまとめておきましょう。降機し始めたら、流れに乗って降機しましょう。預入荷物がある場合は、回収したら目的地までもう少し!
以上が、ブラッシュアップしてきた私の飛行機旅の流れです。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
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