Fitbit Inspire HRの使用レビュー

デジタル小物

エクササイズ記録について

Fitbit Inspire HRでは、いろいろなアクティビティの記録をとることができます。
主要どころの、ウォーキング、ランニング、スイミングなどからヨガやゴルフ、キックボクシングなどもあります。

設定できるエクササイズ一覧

IMG_1188.png
IMG_1189.png

Fitbitアプリ上で、これらの中から最大6つを選択して、Inspire上に登録しておくことができます。

Inspire HRでは、15分以上の活動をすると自動的にエクササイズを検知して記録してくれるようですが、間違うこともあるので、意識的にエクササイズをする場合には、あらかじめInspire上で
エクササイズを指定したほうが良いと思います。
特に、ランニング、ウォーキング、バイクなど位置情報を活用したい場合はそのほうが良いと思います。

エクササイズ前の準備

エクササイズを指定するには、まずInspireを上から下へスワイプし、エクササイズアプリを起動します。

PGZU8250.gif

Inspireに登録されているエクササイズが表示されるので上下へスワイプしてエクササイズを選択(タップ)するとスタンバイOKです。ここで、ペアリングされているスマホのGPSへの接続が行われるようです。

TAMH0310.gif

GPSへ接続する際、スマホのFitbitアプリを起動するように指示されることもありましたので、
スマホをしまい込んでしまう前に、この作業を完了させておいたほうがよさそうです。

LaunchFitbitApp

このように、事前にInspireとスマホのGPSを接続しておくことで位置情報を使用できます。

エクササイズの計測データ

事前準備無しでウォーキングを行った際の計測データです。

Walking1

一方、こちらがGPSと接続した状態で計測したデータです。

Walking2

GPSに接続することにより、地図上に移動経路を表示できる点がGPS接続して使用するメリットかと思います。
後から見たときに思い出にもなるので、旅先での散歩や遠出のサイクリングなどの記録にもお勧めです。

ウォーキングの場合、以下の情報が記録されています。

①移動経路の地図と移動距離(GPS接続した場合のみ)
Location

②各心拍ゾーンの時間
心拍負荷状況ごとのグラフ

③心拍数の推移グラフ
心拍の推移

④消費カロリーの推移グラフ
消費カロリー推移

⑤その日の活動に占める今回のエクササイズの数値(歩数、消費カロリー、活動時間)
影響度

事前準備をしなくとも、GPS接続の有無で変わるデータは①のみですので、必須ではないですが、
気分を盛り上げるためにも、やはりGPS接続して使用するほうが良いのではないでしょうか。

使用できるアプリ

Fitbit Inspire HRにはいくつかのアプリがインストールされています。
現時点(2019年3月18日)では、以下の5つのアプリが配信されており、すべてのアプリが標準でインストールされています。

Inspire HRアプリ一覧

Inspireの画面を上から下にスワイプすることにより、これらのアプリを選択することができます。

Timers:

timer

 タイマーの中には、ストップウォッチとカウントダウンタイマーの2機能があります。
 タイマーは、ラップタイム機能なし、秒未満表示なしの非常にシンプルなものです。
 カウントダウンタイマーは、時間と分を指定してカウントダウンをする機能です。
 最大99時間59分のカウントダウンができます。
 カウントダウンで0になると、バイブレーションで知らせてくれます。
 ストップウォッチやカウントダウンタイマー使用中でも、時計画面に戻ったり、
 他のアプリを起動しても裏で動き続けてくれます。

Settings:

setting

 アプリといえるのか微妙ですが、GPSのOn/Off、心拍計のOn/Offを設定できます。
 また、ユーザデータの消去や、Inspireのバージョン情報を表示できます。

Alarms:

alarm

 登録されているアラームの一覧が表示されます。
 InspireにはスマホのFitbitアプリを用いて最大8件のアラームを登録できます。
 Inspire上のアプリでは、これら登録されているアラームのOn/Offのみ変更することが可能です。
 時間や繰り返しの設定変更はできません。
 なお、Inspireではスヌーズ機能が実装されました。Altaではスヌーズがなく、複数アラームを
 設定していたのですが、Inspireでは、9分後に繰り返されるスヌーズ機能が追加されています。

Exercise:

Exercise.png

 エクササイズの一覧(Run、Swim、Bikeなど)が表示されます。一覧の中から、今から行うエクササイズを選択することで
 各エクササイズ用のアプリが起動されます。ここで予めRunやBikeを選択することで、スマホのGPSと
 接続して位置情報を活用することができるようです。

Relax:

relax

 Versaにもあった、呼吸を整えて、リラックスするモードです。
 画面表示およびバイブレーションで、息を吸うタイミング、吐くタイミングを指示してくれます。
 2分間モードと5分間モードの2種類があります。

仕組み的に、今後アプリが追加されることが期待できそうな作りになっています。
増えるかどうか、今後、開発が一般にも公開されるのか、気になるところですが期待してしまいます。

通知機能(電話着信編)

Fitbit Inspire HRでは、電話の着信、SMSの着信、カレンダーのアラームを
バイブレーションで通知してくれる機能があります。

Notice

その他にも、スマホにインストールされている各種アプリの通知も可能で、
LINEやSkypeなどでも通知することができます。

NoticeApp

今回は、電話の着信の通知機能について紹介いたします。
スマホの横に、Inspire HR本体のみを置いて写真に撮りました。
(ピントが合っていないので、いい写真が撮れたら差し替えます)

着信があると、ほぼ同時に、Inspire HR本体がバイブレーションで通知してくれます。
ただし、着信時のバイブレーションは、「ブーーー、ブーーー」と1秒間ぐらいの振動が2回あるだけです。

RingNotification1

その後も、Inspire本体画面上には電話アイコンと発信者番号が表示されます。
なお、スマホの電話帳に登録があれば発信者名が表示されます。日本語も問題なく表示されます。
ただし、「ブーーー、ブーーー」の振動以降は振動しないので、気が付かない可能性があります。
着信中振動し続けるか、振動時間、パターンを設定で変更できるようになれば嬉しいのですが、、、

電話に気づいて、電話に出れば以上ですが、電話が切れて不在着信となった場合、
不在着信があった旨の通知が行われます。この通知は、ブーーっと、1回の振動のみです。
この際も発信者番号か発信者名が表示されます。

MissedCallNotice (2)

スマホを鞄の中に入れていたりしても、着信に気づけるので、非常に便利な機能なのですが、
振動パターンが単純、短時間なため、気づけない可能性が高いのが気になります。
(Fitbit Alta, Versaについても同様なので技術的に難しいのでしょうか。。。)

やはり、パターンや振動時間の設定ができるようになることを期待します。

画面表示について 【Fitbit Inspire HR】

Fitbit Inspire HRですが、一見画面が大きいイメージがありましたが、
実際表示できる範囲は思った以上に小さいです。

必要十分な情報が表示されており、決してネガティブなものではありませんが、
知らずに買って後悔、、、とならないよう、御紹介しておきます。

正面からの見た目

本体正面から見ると、狭額縁スマホを見慣れた近年の感覚からすると大画面のように思えますが、、、

Fitbit Inspire HR正面

実際の表示エリア

実際の表示エリアは黄色いテープの内側のみとなります。
Fitbit Versaもそうでしたが、縁が非常に大きいです。ただInspireは縦長の本体なので、
上下の縁が大きくてもあまり気になりません。
(Versaは正方形で縁が大きかったので表示エリアが小さい印象を持ってしまいました)

Fitbit Inspire HR表示範囲

クロックフェイス(時計デザイン)

さて、この画面に表示できる時計ですが、2019年3月17日現在、以下の10パターンが用意されています。

Inspire時計種類1
Inspire時計種類2

時計画面をタップすることで、時計と同じ画面に日付や心拍、ステップ数などを
切り替えて表示できるものもありますが、デザインによって表示できる情報が異なるようです。
以下に一覧にまとめました。
いずれの画面を使用していても、下へスワイプすることで、歩数→心拍→カロリー→アクティブ時間→距離と
表示を切り替えることはできるので、私は日付が表示されるデザインを使用して様子を見ています。

デザイン心拍距離カロリーアクティブ
時間
歩数日付
Minimal Deco
Valerie✔✔
Post Analog✔
Segments✔✔✔✔
Tron✔✔✔✔
Just Time✔
Simple Stats✔✔✔✔✔✔
Shifted✔✔✔✔✔✔
Stats Heavy✔✔✔✔
Retro Digital

今後、時計画面が追加されるのも楽しみです。(すでに十分な気もしますが)

コメント

タイトルとURLをコピーしました