Fitbit Charge5発表!他モデルと比較してみた

デジタル小物

FitbitからCharge5が発表されました。Luxeの発売から間もないこともあり、Luxeとの違いやVersaといった高機能モデルとの違いを中心に調べてみました。

買い替えや新規購入にご参考になればと思います。

Fitbitの各モデルのスペック

Charge5Charge4Versa3Versa2LuxeInspire2
定価24,990円14,990円24,990円19,990円17,991円21,470円
ディスプレイカラーAMOLDモノクロOLEDカラーAMOLDカラーAMOLDカラーAMOLDモノクロOLED
筐体素材アルミニウム製プラスチック樹脂アルミニウム製アルミニウム製ステンレススチール製プラスチック樹脂
防水性50m防水50m防水50m防水50m防水50m防水50m防水
バッテリー持ち最大 7 日間最大 7 日間 6 日間以上 6 日間以上最大 5 日間最大 10 日間
GPS×××
NFC××
音声アシスタント××××
Fitbit Premium
無料期間
6カ月なし90日間90日間6カ月12カ月
※ 価格はFitbit公式サイトの9月2日時点での価格を記載

ざっとまとめてみましたが、Inspire2の価格の異様さが目立ちます。。

ディスプレイがカラー化されている点や、筐体がアルミニウム製となっていることから高級感のあるデバイスに仕上がっていそうです。

Charge5と価格的に競合しそうなのが、Versa3となります。前モデルのCharge4からは1万円の値上がりです。

Fitbit各モデルに搭載されているセンサー・部品

各モデルに搭載されているセンサー類を公式ページの情報からまとめました。

Charge5Charge4Versa3Versa2LuxeInspire2
光学式心拍数モニター
3 軸加速度計
GPS 搭載 + GLONASS××
赤外線センサー×
温度センサー××
振動モーター
環境光センサー×※1×
Bluetooth 
NFC××
多目的電気センサー×××××
WiFi××××
高度計※2××
マイク××××
スピーカー×××××
Fitbit公式ページに記載のセンサー情報より

※1 Luxeの仕様表には記載ありませんが、マニュアルには周辺光センサー搭載と記載されていました。
※2 Charge5の仕様表に記載ありませんが、Charge4にはあったので搭載されているものと推測します。

Charge4からの変更としては、多目的電気センサーの追加以外は目立ったものはなさそうです。

ちなみに各センサー・部品の主な用途は以下のようになっています。

主な用途
光学式心拍数モニター心拍の測定
3 軸加速度計活動量の測定
GPS 搭載 + GLONASS位置情報の取得
赤外線センサー血中酸素の測定
温度センサー皮膚温度の測定
振動モーターアラーム
環境光センサー画面輝度変更
Bluetooth スマホとの接続
NFCFitbit Pay
多目的電気センサー心電図、EDA
WiFiアプリDL等
高度計階段の昇降数
マイク通話/アシスタント
スピーカー通話/アシスタント
Fitbit公式ページに記載のセンサー情報より

多目的電気センサーでいったい何ができるのか?

Charge5に新たに搭載されている多目的電気センサーでいったい何ができるのでしょうか?このセンサーでは、皮膚表面の電気信号を読み取り、ストレスレベルの測定をすることができるようです。なお、Fitbitの最上位モデルFitbit Senseにも搭載されているセンサーです。

また、将来的には(米国では有効だが日本では未認証のため)心電図をある程度の精度でとることもできるようになる見込みがあります。

Charge5 と Versa3の比較

Charge5と価格がほぼ同等なのがVersa3です。Versa3はスマートウォッチと位置付けられていますが、具体的にCharge5と機能的にどのような違いがあるのか確認しておきます。

搭載されているセンサー類の違いは、音声アシスタントの利用やアプリ・音楽のダウンロードなどに使用するようなマイク、スピーカー、WiFiがVersa3には搭載されているがCharge5には搭載されてないことぐらいです。

また、Charge5には高度計が搭載されていない(かも知れない)ので、階段を上り下りした際の階数表示などはCharge5ではできないかも知れません。(Charge4には高度計が搭載されていたようなので、記載漏れの可能性もありますが、、、)

また、Versa3ではデバイスにダウンロードした音楽を再生することができます。運動中に音楽を聴きたい時にスマホを持たずに実現できるのはちょっとしたメリットかも知れません。

さらにVersa3はFitbitアプリをダウンロードして機能を追加することができます(技術があれば自身でアプリを作ることも可能)。こういった拡張性もメリットのひとつかと思います。

Charge5とVersa3どちらが良いか?

多目的電気センサーを用いてのストレスチェックや(将来的な)心電図機能を期待する場合はCharge5を選択することになります。

しかし、機能的にはこれ以外ではVersa3のほうが多機能です。なので機能を重視されるのであれば、価格も変わらないので、Versa3を選んだ方が良いのかもしれません。

一方で、デザイン的にVersa3は四角い少し大きめのディスプレイを持っているため、少しばかり存在感が強いです。Charge5のディスプレイ表示部のサイズは縦21.93 mm ×横14.75 mm ですが、Versa3は縦 40.48 mm x 横 40.48 mmとなっております。デザイン的にCharge5のほうが好きというのであれば、Charge5で良いのではないでしょうか。

Charge5 出典:Fitbit公式サイト
Versa3 出典:Fitbit公式サイト

Charge5とCharge4の比較

前モデルのCharge4から乗り換えるほどの進化があるかどうか確認してみたいと思います。

Charge4からCharge5になり機能的に進化した点としては、カラーディスプレイ化されたこと、多目的電気センサーが搭載されたことくらいに思われます。したがって機能の点からは買い替えするほどの進化ではないと言えます。

一方で、大きく変わったのがデザインであると思います。従来のCharge4は角ばったプラスチック製の筐体でしたが、これがアルミニウム製の少し丸みを帯びた高級感のあるデザインになりました。従来のChargeの角ばったデザインを我慢して使っていた人は買い替える価値があるかもしれません。

Charge4 出典:Fitbit公式サイト

Charge5とLuxeの比較

Charge5が出る前では最新モデルであったLuxeも、Inspireなどからデザインを高級感あるようにモデルチェンジしたモデルです。LuxeとCharge5を比較してみます。

LuxeとCharge5では価格差は7,000円ほどあります。必然的に機能にも大きな差がありますが、大きな違いは多目的電気センサーとGPS、NFCの有無だと思います。

Charge5にはGPSが付いていますが、Luxeにはありません。このため、Luxeはランニング、ウォーキングなどの際に、スマホを持ち歩かないと位置情報が取れません。位置情報が取れないとペースや距離などのデータの精度が落ちてしまいます。

また、NFCはSuicaやVISAタッチなどをデバイスで使用できるものです。おサイフケータイ機能を持つスマホがあれば不要な機能です。

以上より、がっつりフィットネス、トレーニングをしたい(スマホが邪魔になるほど必死に)場合は、Charge5が良いでしょう。一方で、軽くウォーキングをする程度など、基本的にスマホも一緒に携帯するような使い方であれば、Luxeで十分なように思われます。

私はCharge5を予約しました!

結局、Charge5を予約しました。Amazonで見ると定価より安い22,718円で売り出していたので、衝動的に買ってしまいました。

Versaシリーズは少しサイズ感が大きくあまり着けたいと思わないので、除外してました。Luxeが出たときには、今のInspire HRと大きく機能が変わらないことと、近々出そうなPixel Watchに期待してスルーしました。

今回もスルーで良かったのかも知れませんが、本当に何となく気になったので乗り換えることにしました。Inspire HRに飽きただけともいえます。

前述の比較では、Luxeで十分なライフスタイルなのですが、Suicaを使ってみたいという思いもあり試してみようと思います。

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