今までタブレット端末としては、Sony のTablet Sから始まり、今ではiPad mini 6を使っています。パソコンとして使うならSurfaceでいいかなぁと思っていますが、タブレットとして使うなら片手で持てる8インチクラスのモデルが良いと思っています。
8インチ級のタブレットは、SonyのXperia Tablet Compactを長いこと使っていましたが、さすがに少々しんどくなり、Boox Novaなども試しながらiPad mini 6に落ち着いたかのように思われました。
しかし最近思うのが、Booxの端末も良かったなぁということです。iPadを使い始めてすぐに思ったことが、「重たい」ということ。また、薄暗い部屋の中や乗り物の中などで見るにはバックライトを暗めにしてもやはり、「どぎつい」感じがして目へのインパクトが大きいと思うようになりました。
そこで、今からBoox端末に戻るならどのモデルにすべきか検討すべく比較等してみました。
Boox端末の選択肢
Booxシリーズとして、複数の画面サイズの端末がリリースされています。過去に10インチクラスのBoox Noteを使っていたのですが、私には画面サイズが大きすぎて使い勝手が悪かったため、今回は8インチクラスのモデルを検討します。
Boox Nova Air
従来の黒色の筐体から白系の筐体に色が変わり、従来のNovaモデルから見た目の雰囲気を一新したモデルとなっています。Airと名乗るだけあった軽量さを売りのひとつとします。
Boox Nova3
8インチ級Booxの正統系統なNovaシリーズの最新モデル。
Boox Nova3 Color
正統系統Novaから派生した異端児。Einkカラーディスプレイを搭載しており、目に優しいEinkながらカラー表示が可能となっています。
Boox Leaf
より電子書籍に特化させたモデルで、Novaより少し小さい7インチのEinkディスプレイとなっています。
なお、10インチクラスの端末が良ければ、Note AirかNoteとなりますが、つい先日(12/27)からAmazon(US)でNote5が発売開始されたようです。Note Air2, Note5からはOSにAndroid11が採用されております。
NovaシリーズとLeafの比較
まずはBoox NovaとLeafの違いについて確認しておきます。画面サイズも違いますが、それ以上の違いとしては、ノート機能であると思います。
Novaシリーズは電子書籍を見るだけでなく、スタイラスを用いて手書きノートとしても使えます。一方Leafはスタイラスが付属しないだけでなく、ノート機能自体が実装されていません。
なので、ノートを使うかどうか?という点と、画面サイズ、この2つが選択するうえでのようそになりそうです。
Nova Air | Leaf | |
価格 | 43,800円 | 32,800円 |
サイズ | 194×136.5×6.3 mm | 165.6×130.8×5.95 mm |
画面サイズ | フラット7.8インチ E Ink Carta フレキシブルスクリーン | フラット7インチ E Ink Carta |
重量 | 235g | 170g |
OS | Android 10 | Android 10 |
解像度 | 1872×1404 (300 dpi) | 1680×1264 (300 dpi) |
スピーカー | あり | あり |
WiFi | 2.4GHz + 5GHz | 2.4GHz + 5GHz |
CPU | クアルコム8コア (Cortex-A72 + Cortex-A55) | クアルコム8コア (Cortex-A72 + Cortex-A55) |
メモリ | 3GB LPDDR4Xメモリ | 2GB LPDDR4Xメモリ |
ROM | 32GB (eMMC) | 32GB (eMMC) |
バッテリー | 2000mAh | 2000mAh |
地味にNovaシリーズにはついていないGセンサーを搭載しており、本体を横向きにすると画面の向きも自動で変わります。
Novaシリーズの比較
Nova3, Nova Air, Nova3 Colorの3機種を一覧で比較してみました。他と比較して良さそうなポイントは青文字、悪そうなポイントを赤文字で表示しています。
Nova3 | Nova Air | Nova3 Color | |
価格 | 41,800円 | 43,800円 | 49,800円 |
サイズ | 197.3x137x7.7 mm | 194×136.5×6.3 mm | 197.3x137x7.7 mm |
画面サイズ | フラット7.8インチ E Ink Carta フレキシブルスクリーン | フラット7.8インチ E Ink Carta フレキシブルスクリーン | 7.8インチ ニューカレイドスクリーン (カレイドプラス、4096色) |
重量 | 265g | 235g | 265g |
OS | Android 10 | Android 10 | Android 10 |
解像度 | 1872×1404 (300 dpi) | 1872×1404 (300 dpi) | 624×468 (100dpi カラー) 1872×1404 (300dpi 白黒) |
スピーカー | あり | あり | あり |
WiFi | 2.4GHz + 5GHz | 2.4GHz + 5GHz | 2.4GHz + 5GHz |
CPU | クアルコム8コア (Cortex-A72 + Cortex-A55) | クアルコム8コア (Cortex-A72 + Cortex-A55) | クアルコム8コア (Cortex-A72 + Cortex-A55) |
メモリ | 3GB LPDDR4Xメモリ | 3GB LPDDR4Xメモリ | 3GB LPDDR4Xメモリ |
ROM | 32GB (eMMC) | 32GB (eMMC) | 32GB (eMMC) |
バッテリー | 3150mAh | 2000mAh | 3150mAh |
この一覧で見る限り、OSやCPU, メモリ、ROM容量などに違いはありません。なので、大きく処理能力としての違いはなさそうです。
今までBoox端末は、Nova2とNova3 Color、Noteを使ってきました。Nova2とNova3 Colorではサクサク度が違い、一度Nova3 Colorを使ってしまうとNova2の動作の遅さがストレスでした。この3モデルであれば処理能力の差はなさそうなので、どのモデルでも動作に関してのストレスはなさそうです。
その一方で、Nova3 Colorでは画面の粗さが目立ってストレスとなっていました。これは、カラー化するためのフィルムがあるようなのですが、このフィルムの格子が見づらさの原因となってしまっていました。
Nova Airバッテリーの持ちは?
Nova3と比較数と大きく容量を落としています。処理性能は変わらずバッテリ容量だけ減っているので、純粋にNova3と比較すると持ちは悪くなっていることが予想されます。Nova3 Colorを使っていたころは2,3日に1回充電するくらいでしたが、それよりは高頻度での充電が必要になりそうです。
Nova AirかLeafが安くなってたら買い足そう!
以上、調べてみた結果ですが、本命はNova Airです。
一方で、手書きノートは正直使っていないので、安いしLeafでもいいじゃん。という気もしてきました。マンガを読むには大きめの画面のほうが良いので、依然本命はNova Airですが、価格によってはLeafも良い気がしております。
BooxからはNova2以降、半年に一機種程度の頻度で端末をリリースしてきています。
Novaシリーズの最新モデルNova Airは2021年9月の発売、2021年の11月の発売でした。次期モデルは年度末辺りでしょうか。最近のモデルを見ると処理性能は似たようなものが続いているので、ぼちぼち大規模アップデートを期待してしまいます。
個人的には、Novaシリーズの筐体サイズでの狭額化でのディスプレイサイズアップ、防水、あとディスプレイの白が今の灰色からより白くなってくれると嬉しいと思っています。
引き続きBoox端末はチェックしていきたいと思います。
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