RealMax Qianとは?
2018年ころからコンセプトは発表されていましたが、ようやく商品化のめどが立ったのでしょうか。一つのゴーグルで、ARとVRが楽しめるヘッドマウントディスプレイ。
パソコンなどの外部機器と接続することなく、VR/ARが楽しめるスタンドアロン型。2018年のCESで初お披露目があってから2年、ついにKickStarterに登場のようです。
ここで一番強調したいことが、この機器、Super Early Bird(超早期予約特典)として$499で支援可能ということ。比べていいのか分かりませんが、マイクロソフトのHolo Lens2は$3,500しますので、お買い得感が大きいです。
KickStarterでの募集開始は9月15日(米国時間。日本時間では9月16日)です!
他の製品との違いは?
AR/VRグラス(ARとVRまとめてMixed Reality:MRデバイスといわれるらしい)として対抗になりうるのは現時点ではMicrosoft HoloLens 2あたりでしょうか。ARには対応していませんがVRグラスとしてはOculus Questが最有力でしょうか。
Qian | Quest | Holo Lens | |
価格 | $1,200 →$699 | 49,800円 | 422,180円 |
重量 | 530g | 571g | 566g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 | Qualcomm Snapdragon 835 | Qualcomm Snapdragon 850 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB(128GBモデルもあり) | 64GB |
AR/VR | AR/VR対応※ | VRのみ | AR/VR対応 |
解像度 | 片目2K | 片目1,440×1,600 | 片目2K |
視野角 | 119.5度 | 100度 | 52度 |
バッテリ駆動時間 | 5時間 | 2時間 | 3時間 |
自由度 | 6DoF | 6DoF | 6DoF |
ハンドトラッキング | 不明 | 可 | 可 |
AR/VRの切り替えにはStandard Editionに含まれるVR Coverが必要なようです。VR Coverが含まれないLight Editionであれば$499からとなっています。
Oculus Questは近々リニューアルされると噂されており、新モデルが発表されそうなのが、9月16日(米国時間)。Qianはこのイベントの前にKickStarterをねじ込んだというところでしょうか。
その他、気になるところは、ドコモと組んだMagicLeap、KDDIと組んだNrealといったところのデバイスでしょうか?
RealMaxは、今年行われたCES2020でも実機が展示されており、私も体験することができました。着けた感じも違和感なく立った姿勢や座った姿勢、かがんだ姿勢などをしてもズレることが無かった記憶があります。
次期Oculus Questを狙っていたところに、とんだダークホースが現れました。。RealMaxのリリース予定や、Oculus Quest2の仕様、発売日を踏まえ2,3日考えたいと思います。
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